ルーとビビと、時々、ナズ

犬2猫1、50代主婦の 日々のこと、感じたことについて書いています

我が家の穀物庫、ネズミに襲撃される!

10月~秋休みの方も多いと思います。

秋といえば、我が家の猫ちゃん「ナズ」が家にやってきた頃のことを思い出します。

 

今日は、うちにナズちゃんを迎えた理由を書きます。

 
ナズが来たのは、2015年の秋のことです。

犬よりも前から、ウチでは代々猫を飼っていました。

 

ナズの前は「ファンタ」という茶トラ(♂2歳、保護猫)を飼っていたのですが、ファンタは2月の大雪の日に行方不明になってしまったのです。

 

可愛がっていた子だけに、何が気に入らなくて出て行ってしまったのか?

猫が帰ってこないことにかなり気持ちがへこんでしまい。家族中しばらく「猫はもういいね(要らないね)」という気持ちになっていました。

 

それ以来、ウチでは猫を飼うにはやめていました。

ルーニーもいるし、ビビも増えたし、室内猫にしたくとも勝手に猫は扉を開けて外へ出て行ってしまうし、だから猫はもういい…と。

 

穀物庫!襲撃されるの巻


この年の秋は休みとなると、家のメンテナンスで明け暮れていました。

庭の芝生を貼ったり、息子の部屋の壊れた床を直したり(なぜ、壊れているのかは別途)
ガラクタ小屋を掃除したり・・と、日頃なかなか手をつけていないことに着手…。

そんな中、ある夕方、キッチンの床を見ると白い粉が点々と・・・

「なんだろう???」

そして、料理しようとキッチンの穀物庫を見たら・・・

「ぎゃ~っ!!!」 何かに齧られているっ!

ネズミにかじられた米粉
「何なんざんしょっ???」

 

ロシアのレンズ豆

せっかくロシアから買ってきたレンズ豆が・・・。

 

ブルガー粉

こちらも!

 

ライ麦粉
そして・・・こちらのライ麦粉も!

そうこうするうちに、夫が「今、台所でネズミを見たよ」って。

「なっ なぬ~!!!」

「ネっ ネズミ~!!!」

「けっこう デカかった。」

あの~、 笑ってる場合じゃありませんよ。
昭和じゃないんだから・・・

確かに、先日Betty(香港人の友人)が我が家にきた時に『Very Classic Traditional House・・・』と言ってたけれど・・・。
ネズミが住むほどClassicな家 じゃないと思うの・・・。


キッチンに置いてあるのは小麦粉の他、玄米、全粒粉、ライ麦粉、米粉、豆類 他穀物いろいろ~。

それ以来、ちょっとかさこそいう音が聞こえると家族全員、びくびく。 
「ネズミじゃねぇの?」  っと。

疑心暗鬼~~~。
こうなると、息子は事あるごとに「なんか冷蔵庫の裏あたりから変な匂いがする気が・・・」とか、「出て行っていないならどっかに潜んでいるはずだよ」とか。

そんなこと言うなら自分で  捕まえてほしいんですけれど。。。


思案しているうちに、夜はビビちゃんを放し飼いにして警備にあたらせる案が!

ビビ警部補

ビビ警部補「あたち、ネズミは苦手かも・・・」

 

おそらく、ルーちゃんは、ネズミにビビると思います。 

ネズミが怖いルー巡査
ルー巡査「オラも、ネズミは無理だな。」

 

犬は、ネズミを捕らない!

 

トムとジェリーという昔っからのアメリカのカートゥーンをご存知ですか?

猫とネズミ、犬と猫の関係を見事に描いていますが。

 

まさに!

犬はネズミを捕りません。

 

しかし「・・ハウンド」とか、「・・レトリバー」といった猟犬系の犬なら・・・つまり、何かの獲物は捕るはずなので。

少なくとも、ネズミが出たら吠えて知らせるとか、なんかするでしょ?というわけで、ビビ警部補とルー巡査で「ネズミ捕り隊」を組んでみました。

 

結果…(泣)

翌朝まで犬2匹、吠えもせず、ネズミを捕獲もせずぐっすりだったわさ。

 

と、そこで夫が一言。

「猫を飼いましょう☆」

 

「えっ?いまさら猫?」

 

「だって、ロシアでは一家に一匹、必ず猫は飼っているよ(この人、なんでも大袈裟です)。ネズミ捕りは猫の役目だよ」

…というわけで、猫を探すことになったわけです。

  

猫は本当にネズミを捕まえる?

 

今から約4千年前、エジプトで人間と猫が一緒に暮らし始めたと言われています。

理由は、エジプトで文明が発達し同時にネズミの被害が大きくなったからなのだそうです。

ネズミ駆除のために猫を飼うようになったというわけです。

 

そうはいいますが、お宅の猫ちゃんはネズミを捕まえたりしますか?

現代の猫の多くは、飽食なのか野生を失っているのか?ネズミを見つけても捕らないどころか怖がって逃げる猫もいるようです。

 

確かに、今までウチにいた猫たちも小鳥は捕ってくるけれど、ネズミは捕まえていなかったような気がします。

 

そうだとしたら、猫を飼ってもネズミはいなくならないんじゃないか?

 

結論を先に言いますと……

 

ナズは子猫(生後2ヶ月くらい)でしたが、一緒に暮らし始めてから2週間ほどで、なんとネズミを捕まえたのです!

かなり小さい子ネズミでしたけれど…。

捕まえて、2階の私たちの寝室まで持ってきていました。

ネズミ捕獲成功、子猫のナズ

 子猫だけど、お手柄ナズちゃん!

 

夫が言うには、猫がネズミを捕まえなくても、猫の気配や匂いがするだけで、ネズミは嫌がって逃げるのだとか。

なので、猫が家に居るだけでネズミ避けになるらしいです。

 

確かに、ナズが来てからはネズミの「チュウチュウ…」という鳴声も、穀物を荒らされることも無くなりました。

 

もし、みなさんのお宅でネズミの被害で困っているという方がいらっしゃったら、一度猫を飼ってみてはいかがでしょう。

 

ネズミがゼロになることは難しいかもしれませんが、少なくとも食べ物の被害は減ると思いますよ。