昨日も一日、雨なんだかのグズグズとしたお天気でした。
ウチの子たちは、雨なので1日お家の中でお留守番です。
買い物も必要最低限のものをちゃちゃっと・・・と考え、ちょっと買い物に出かけた間に…
やられました!
犯人はこちら↑
そしてバリケンの奥で知らん顔のビビさん。
いやはや、この惨状…。
でもルーは、本当にこれを「いたずら」だと思ってやっているのかしら?
こういう惨状は、犬を飼っていらっしゃる方なら誰でも一度や二度は体験したことがあるはずです。
ドッグトレーナーさんから教えていただいたこと、本で読んだことなどから、今日は私なりに「犬がいたずらをしてしまう理由」について書きたいと思います。
1.留守番は暇だよ!
飼い主がいない間にゴミ箱の中を漁る、クッションをズタズタにするなんていういたずらはよく聞きますよね。
ルーだけでなく、そういういたずらをしてしまう犬は、おそらくですけれどフラストレーションが溜まっているんじゃないかと思います。
ひとりぼっちの時間が長すぎる、飼い主がいないというストレスからさまざまないたずらを引き起こしている場合もあります。
でもルーの場合は、暇すぎて好奇心からいたずらをしているんじゃないかと思います。
特に今日は、雨でお散歩にも行かず、確かにフラストレーションもたまるわな。
2.本能を刺激する匂いがするモノや動くモノがある
食いしん坊のルーの場合、ちょっと目を離したスキにリビングのバナナ一房をあっという間に飲み込む、キッチンのキャベツが丸ごとなくなっている、なんてことは日常茶飯事です。
犬は優れた嗅覚を持っていますから美味しそうな食べ物はすぐに見つけます。
ゴミ箱の中の匂いにも反応してしまう事もあります。
人にとってはゴミでも、犬にとっては本能的においしそうな匂いだったりするのです。
勢い、そのままゴミ箱に頭を突っ込んで…ということになります。
また、犬は動くものに反応する本能があります。
ゴミ箱の中のティッシュなどはヒラヒラしているから大好き。
ハンガーにかかっている洗濯物(特にパンスト)なんて、飛びかかって咥えて振り回して嬉々としているところを見ると、怒りを通り越して大笑いしてしまうこともあります。
3.飼い主の気を引きたい
犬は飼い主の気を引くために、わざといたずらすることもあります。
いたずらをすれば「飼い主が急いで自分の元へ来てくれる」「名前を呼んで声をかけてくれる」とインプットした場合、犬にとってメリットのある行動として繰り返し行動するようになります。
大声をあげて叱ることも、犬にとっては遊びにしか見えないかもしれないのです。
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犬がいたずらをしたら、こう対処する
買い物から帰ってきたら、部屋中に大切な物がズタズタになって散らばっていた!!!
ショッキングな光景に、頭ではわかっていても大声をあげてしまうと思います。
でも、犬にとっては大声をあげられることも、声をかけてくれることもとても楽しいこと。
こんな時は人間側はとにかく気を鎮めて、無言でくわえた物を取り上げるほかありません。
映画やドラマのように、ついお説教のように叱ってしまいたくなることがあると思いますが、実は、犬は飼い主さんがなぜ怒っているのか理解していません。
だって、本も服もクッションさえも犬にとっては生活に重要なものではありませんから。
叱ったとしても、犬はそれを「留守番中にいたずら(楽しい)したこと」ではなく、「飼い主がいたずら(楽しいこと)を見つけたこと」を怒っていると認識してしまいます。
いたずらを反省した顔をするのはなぜ?
そうは言っても、このルーの顔、どうみてもいたずらが見つかって反省するしている顔にしか見えないと思うのですが。
でも反省しているんじゃないのです。
犬は、「飼い主にいたずらが“見つかる”と叱られる」と学習しているのです。
犬にとってのいたずらは、単なる暇つぶしかもしれませんし、本能的に遊んでいるだけかもしれません。
またはストレスが溜まって発散しているだけなのかも。
ですが、飼い主がいたずらを“見つけて”叱ると、犬は「見つかった」=「叱られる」と関連付けされて学習してしまうのです。
そのため、犬は見つかるとしょんぼり顔になってしまうのです。
このルーのしょんぼり顔……
お散歩に行けなかったのがつまらなかったのね。
まっ、この子たちの一番のお楽しみは「ご・は・ん」なので、
昨夜の夕飯はちょっと豪華にしてあげましたよ!