40代後半から50代くらいでしょうか。
今まで何の疑問もなく生きてきた価値観に疑問を感じて、自分を掘り下げたり、向き合おうとする年代。
年代的にも人生半ばに差し掛かるし、そろそろ親の呪縛からも解放されて自分らしく生きたいとか、自分の人生って何なんだろう?やりたいことは?と自問自答しはじめる。
そんな時期を「人生の午後」というのだそうです。
人生の転換期に読みたい「ザ・シフト」
人は小さい頃から何々出来ることが素晴らしいと言う価値観の中で育てられ、もっともっと良くなろうと欲をだし、それにはゴールがありません。
いろいろ出来ることは素晴らしい、人より優れ、たくさん稼ぐ事は価値があると教育されてきた結果、本当に自分のしたいことはこれだったのか?本当にやりたいことは?という疑問がわいてきた時に読んでほしい本です。
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映画にもなっていて、先日この映画バージョンを観ました。
本とはまた違って、ただただしんみりとしてしまい、今日はブログに書きたくなりました。
「ザ・シフト」(著者:ウェイン・W・ダイナー)の中で出てくる言葉
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「人生の午前」とは、自我に従って生きる時間であり
「人生の午後」とは、本質的自分、自分がやってきた源に触れて生きる時間。
その午後では
「人生の朝の真実は、人生の午後の偽り」
人生の朝の真実は、
自我の主張するものであり物質的欲求を満たすこと。
ステイタスを重んじ、外からの評価を得ること。
それらを自分の価値として生きる人生。
人生の午後の真実は、
自分が何者かを知り
自分がやってきた源を知り
外側のものにとらわれない
本質的自己が求める道を
生きることにより
導かれて生きる人生。
それぞれのタイミングで人生に「シフト(転換期)」が起こる時、
私達はそれまでと全く違う価値観で生き始め
人生の午後を生きる時、
自分がなぜ生まれてきたのか、
人生の目的、そうしたものに出会うという。
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なんだか素敵な言葉じゃありませんか?
午前と午後は日差しも違うし気分も違う
だから午前から午後に行くまでに少し混沌とするけど、午後の楽しみ方を見つけたら、そのあとが楽しくなる。
思えば50代になったあたりから、自分のこと、親のことを振り返っていろいろ考えることが増えて、遅まきながら自分探しも始めました(笑)。
そうやって人生の午後に向けていろいろ模索しているのかもねぇ。
これからの人生の後半戦、
「人生の午後」を楽しく味わえるように、やりたいことをやって、少しずつ午後を楽しめるようにしていこう。
あらためて、そう感じたのでした。