あなたの周りには「よく怒る人」「なかなか許してくれない人」はいませんか?
恋人でも、友達でも、上司でも、同僚でも、後々になっても、ずっと「あのときのあなたの失敗を覚えてる?」「あなたのあの行動、すごくキズついた」というように繰り返す人。
「うん、うん、いるよね〜〜〜」って、私の友人にもいます^^;(すごく苦手なんですけど)
今日は、「何かと許せない人」「自分こそが正しいと思ってる人」について書きます。
性格面に問題がある人ほど、「何かと許せない」
フランスのある心理学者が800人の成人男女を対象にして、
性格傾向について調べた結果について、友人が教えてくれました。
質問
「あなたは、誰かが自分にしたイヤな行為を、どれくらい許せますか?」
その結果、性格的に健康的である人ほど「許せる」と判断することが多くなり、逆に性格面に問題がある人ほど「許せない」と判断することが多い、そういう結果が残っているそうです。
これってすべてのことに影響あるな〜って思うのですが、あなたはどう思われますか。
よく会社や特定の人に対して、批判を繰り返す人がいます。
ブログやネットの掲示板などでも、ひたすら悪口や批判を書く人。
こういうのを見るたびに嫌な気持ちになりますよね。
実際、会社側の対応や、発端になった事件にも確かに原因はあると思います。
でも多くの人は、そこまでエンドレスに怒りません。
さらにわざわざそこに電話をしたり、コメントを書くまでのことはしないでしょう。
それでも、激しく強く「許せない!」と思い、その気持ちを時間が経っても持ち続ける・・・・クレーマー。
し・つ・こ・い!!!
そうなると、それはもう「性格」だと思います。
先ほどの研究でいえば、「性格的に健康的じゃない、問題がある」っていう人。
クレーマーではなくとも、何度も「あのときのあなたの失敗を覚えてる?」「あなたのあの行動、すごくキズついた」というように繰り返す人。
このように言われると、人はつい罪悪感を刺激されて、自分が悪かったように感じてしまいます(私は感じませんけどね。笑)
もちろん、本当に自分が悪いこともあるでしょう。
でも、必要以上に責められている…と感じて、人とのおつきあいが苦痛になる。
実際、いろいろな方のブログを読んでみると、そう感じている方って多いのだな〜、って思います。
私の場合、あんまり罪悪感を感じずにいられるのは、「ここまで許してくれないのは、相手の性格がアレだからだ」って、思えるからなのかもしれません。
こう思うと、少しリラックスして対処できます。
そしてただ、距離をとる・・・それだけです。
これって、家族(親、兄弟、子供)、友人、パートナー、仕事相手、すべての人にあてはめられます。
近しい人ほど距離を取るのは難しいかもしれませんが、まずは、ちょっと引いてみる、関係を俯瞰してみるってことでしょうか。
許せていますか? いつも何か怒っていませんか?
遅刻をしてしまったり、飲み物をこぼしてしまったり、何かを忘れてしまったり。
こんなときに、いつも責めたり、後々までネチネチとつついてきたなら、要注意。
一事が万事なのではないでしょうか?
最悪こそが、答え。
「いや、許せるかどうかは、相手にもよるんじゃない?」
そう、思いますか?
人によって態度を変える人の場合、その人の「最悪の態度」を見るべきだと思います。
たとえば、恋人である自分には甘いのに、店のウェイターの失敗に怒鳴りつける彼氏がいたとします。←これ、私の元彼がこうでした。
この人も自分への気持ちが冷めたら、同じように怒鳴りつけるかもしれません。←だから、別れたのよ。
他人には優しいのに家族には厳しい・・・そんな家族(父母、もしくは自分)がいるとしたら?
どうでもいい人(気を許している人)への態度こそが、まさにその人の性格なのです。
もし家族がそんな人だったら嫌だけれど、嫌でも別れられるものではないし。
(そして自分こそ、気をつけなくては!なのですが)
誰かのことを許せている?
この人はこうあるべきだ!って決めつけてない?
・・・・それとも、もし、許せていないとしたら・・・
それこそが自分の性格なのです。
「え〜〜〜〜!!!」
「自分こそが正しい・・・」
人ってそう思うと、なかなか許せなくなるのですよ。
でも、もし何かと許せない人が周りにいたとしても解決策はあります。
それは、自分はその人を許すってこと。
そして、自分から相手に対する態度や考え方を変えるってこと。
そうすると、不思議と相手も変わります。
「変えるなら、まずは自分から」ということですね。